仕組を知って賢く定期預金

長期の定期預金が有利なわけ

一般に、定期預金の預け入れ期間については、長ければ長いほど、高い利息がつきます。これは、銀行にお金を預け入れるということは、言いかえれば顧客が銀行にお金を貸すということを意味していて、銀行はその借りた資金を使い運用を行うことで、利益を得ています。ですから、その期間が長ければ長いほど、銀行が顧客に支払うお礼は多くなるというわけです。

しかしながら、これにはデメリットもあります。定期預金は原則として、一定期間解約できないわけですから、つまりは、一年以上の期間、お金を自由にできないということです。もちろん、途中解約はできますが、これをすると、せっかくの定期預金独特の高金利が無駄になってしまいます。

また、定期預金につく金利は、預け入れを開始した時点の金利が適用されます。とはいえ、市場金利というのは変動するものです。例えば、定期預金開始時の金利が1%で、3か月後に金利が1.5%に上がっても、最初の1%という金利が満期まで適用されることになります。こうなった場合、損をしたということになります。

では、これらのデメリットを解決するにはどのような方法があるかを考えてみましょう。まず、満期を迎えるまでの期間、お金が拘束されてしまうということに関しては、定期預金をできるだけ細かく分割し、また、期間についても変化をつけるということで解決できます。例えば、1000万円の現金があるとしたら、500万円は10年というような長期の定期預金に預け入れ、残りの500万円は100万円ずつに分けて、それぞれ預入期間を変えるというような工夫が必要です。